オンラインカジノ(オンカジ)が引き金となって借金を抱えてしまう人がいます。
ギャンブルであるオンカジは、数十万、数百万、数千万円を稼ぐことが可能。
しかし、負け続けることで大きな負債を抱えてしまい、最終的には借金を背負います。
ギャンブル依存症になると「やめたくても、やめられない」状態となり、歯止めが効かなくなるのです。
この記事では、オンカジで借金をしてしまった人に見られる特徴を細かく分析し、紹介していきます。
「オンカジで借金なんてしたくない」と考える人は、ぜひチェックしましょう。
目次
オンカジで借金する人の特徴
オンカジをきっかけに借金をする人には共通点が見られます。
一言で言えば、自制できるかどうか。
実際にどのような特徴があるのか、どのような行動が借金につながっていくのかを見ていきましょう。
クレジットカードの限度額いっぱいをオンカジで使う
オンカジへの入金方法は複数用意されていますが、クレジットカードを利用する人は多くいます。
当然クレジットカードの利用限度額までは制限なく使うことが出来ます。
オンカジでクレジットカードを一度登録してしまえば、入金作業はとても手軽におこなえます。
手軽であるがゆえに、熱くなってしまうとリミットがハズレてしまい入金を繰り返してしまうのです。
オンカジでは軍資金が多ければ、当たる可能性が高まります。
借金をしてしまう人は、ここで返済のことを考えずにどんどん入金してしまうのです。
仮に返済のことが頭をよぎったとしても、「勝てば返せる」と抑止力がはたらきません。
結果的にクレジットカードの限度額いっぱいをオンカジに使い、入金不可能となった段階で事の重大さに気がつくのです。
中には、別のクレジットカードで継続する猛者もいるようです。
ベット金額が大きい
ベット金額が大きいのも借金をしてしまう人の特徴です。
「マーチンゲール法」はオンカジの必勝法の1つと言われています。
その方法は、負け続けている場合、ベット金額を倍に倍にと増やしていきます。
仮に10ドルからスタートした場合、
20ドル⇒負け
40ドル⇒負け
80ドル⇒負け
160ドル⇒負け
320ドル⇒負け
640ドル⇒負け
1280ドル・・・・
早い段階で勝てると問題ありませんが、7連敗しただけで1280ドルものベットが必要になります。
1ドル100円で計算すると、12万8千円です。
さらにマーチンゲール法は、軍資金が豊富にないとその時点で高確率で負けます。
倍・倍と掛け金が膨れ上がるので、ベットすべき金額が軍資金を上回った時点で負け確定です。
確かに必勝法ではありますが、それは軍資金が豊富にある場合に限った話です。
オンカジで借金をしてしまう人は、必勝法であるマーチンゲール法を少ない軍資金でトライしてしまいます。
また、仮に10連敗した場合のベット金額は10240ドル(102万4千円)です。
多くの人にとって非現実的な数字ですよね。
オンカジで借金をしてしまう人は、ベット額が大きく、それを取り返すことができません。
損切りができない
損切りできないという点も借金を負う人の特徴です。
オンカジでは、「勝てる」「負ける」には波があります。
勝てている時はいいのですが、何をしてもうまくいかず連敗が続くことがあります。
オンカジで勝つためには、損失を出来る限り抑えることが重要です。
勝てる人は、「今日は流れが悪い」と感じた段階ですぐに損切りをします。
しかし借金をしてしまう人は、負けていても「絶対に取り返す」と考え、継続してプレイしてしまいます。
そもそも「流れ」という思考がはたらきません。
勝ち逃げができない
損切りと同様で、借金をしてしまう人は勝ち逃げもできない傾向です。
勝っている時に、「もっと利益を増やしたい」と考えるのは自然なことだと思います。
それはオンカジに限らず、ギャンブルをするすべての人が経験のあることでしょう。
500ドル勝っていた場合、「もっと利益を」と続けた結果、流れがわるくなりすべて溶かしてしまう。
これが借金を背負ってしまう人によくあるパターンです。
勝ち逃げをできるかどうか、勝っている時にやめられるかどうかがとても大切です。
時間が許される限りオンカジをプレイ
借金を背負ってしまう人の多くが、時間さえあればオンカジをプレイしてしまいます。
オンカジは24時間いつでも利用できるので、会社の休憩時間やちょっとした合間で簡単にベットできます。
例えば競馬であれば、レースの開催日や開催時間が決まっているので、競馬を楽しめるタイミングは限定されています。
パチンコでも、店舗の営業時間内でしかプレイできません。
オンカジはいつでも楽しめる分、プレイ時間が長くなります。
必然的に掛け金も増え、大きな負債を抱えてしまうケースが多いようです。
オンカジで借金を背負った人の末路
オンカジで借金を背負ってしまった場合に、どのような結末を迎えるのかを紹介します。
クレジットカードの強制解約
オンカジで借金を背負ってしまった人の多くは、クレジットカードの利用限度額まで使い切ります。
当然月々の返済額はふくれあがり、返済不能状態になるケースも珍しくありません。
返済が滞るとクレジットカードが一時的に停止されます。
カード会社からの連絡や通知を無視したり、継続的に返済をしなかった場合は強制退会となります。
返済のために借金をするなどと、負のループにおちいる場合もあります。
家族に借金が知られる
多くの人が家族に内緒でオンカジをプレイしています。
当然借金を背負ってしまったことも、内緒の場合がほとんど。
しかし、借金の返済が滞り、連絡もつかなかった場合、会社や家族に連絡がいく場合があります。
財産の差し押さえ
借金返済が長期的に滞った場合、財産が差し押さえられる場合もあります。
預金口座や、給与、自宅、自動車などが差し押さえの対象となり、通常通りの日常生活が送れなくなります。
オンカジで借金しないための方法
オンカジで借金をしてしまった場合、苦しい結末となる場合がほとんどです。
借金を背負わず、オンカジを楽しむための方法を紹介していきます。
長期的な収支を計画
オンカジで借金をすることなく、楽しむためには長期的な収支計画をたてる必要があります。
ひと月にオンカジでつかえる金額を設定し、その金額に達した時点でプレイを辞めます。
また、オンカジをプレイする以上稼ぐことを目的としているはずです。
しかし、1日や1週間単位ではなく、1ヶ月や6ヶ月単位での黒字化を目指しましょう。
対象の期間が短くなると、どうしても「取り返さなければ」という思考がはたらきます。
これは借金を背負ってしまう第一歩。
長期的な視野で、収支を管理することがオンカジをプレイする上で大切になります。
損切り・勝ち逃げのタイミング
損切り・勝ち逃げのタイミングを見極めることが、長くオンカジを楽しむ上でとても重要になります。
誰しもが負けたくはありません。
しかしオンカジでは、勝てる波と負ける波が来ます。
常に冷静な判断ができる心持ちでプレイし、流れが悪いと感じた時点でその日のプレイは終了します。
また、勝っているときも「もっと利益を」と思いがちですが、「これだけ勝てればOK」と考え、勝ち逃げしましょう。
プレイする時間を制限する
オンカジで借金をしないためには、プレイ時間を制限することも大切です。
プレイ時間が長くなれば長くなるほど、賭ける金額も増えます。
当然借金を背負うリスクも増えるということです。
また、無制限にプレイしてしまっている状況は冷静な判断能力が失われている場合がほとんどです。
1日に何時間、または何時から何時までプレイする。
といった具合に、時間を制限することで自制がはたらき冷静な判断のもとでオンカジを楽しむことが出来ます。
まとめ
オンカジをきっかけで借金を背負ってしまう人はいます。
そのような人には特徴や傾向があり、一言で言うと冷静な判断を見失っています。
借金を背負わないようにするためには、以下の点に注意が必要です。
・クレジットカードの上限額までプレイしない
・軍資金に見合った掛け金でプレイする
・冷静に判断して「損切り」「勝ち逃げ」をする
・プレイ時間を制限する
借金を背負ってしまうと、これまで当たり前にできていたことができなくなる場合があります。
オンカジを楽しむためにも、のめり込むことなく節度をもってプレイしましょう。